【2次】実践!合格答案作成ゼミの特徴②

先日発売した「実践!合格答案作成ゼミ~平成30年度版~」先日は受講された方の感想をご紹介しましたが、本日は講座の内容について、少しご紹介していきたいと思います!!

「実践!合格答案作成ゼミ~平成30年度版~」の3つの特徴

➀111名分の再現答案と協会得点開示結果のデータに基づく分析
②80分間で実現可能な70点答案の作成方法を考察
③高得点の再現答案を5名分掲載

本日は、②80分間で実現可能な70点答案の作成方法を考察についてご紹介していきます。

➀111名分の再現答案と協会得点開示結果のデータに基づく分析は昨日ご紹介しましたので

まだ読んでいない方は昨日の記事を見てみてくださいね!

ここでいう理論の応用とは設問や与件に記述されたヒントを解釈して、1次理論を想定することです。

以下に平成30年度試験で期待された理論の応用について紹介します。

資料にある「設問」は、想定理論を記述するためのヒントが設問に書かれていることを示しており、「与件」は、想定理論を記述するためのヒントが与件本文に示されていることを示しています。

このデータから、高得点者が設問解釈時点で理論想定し、これをベースに解答作成していることがわかります。また、想定理論自体は複雑なものではありません。いずれも1次試験で学んだ理論を素直に想定すれば記述できる内容ばかりです。

本試験問題は、満点答案を目指せば1つの設問を処理するために複数の段落を対応付ける処理が必要です。
しかし複数の段落の与件を解釈すれば、それだけ時間の面・解釈面それぞれの負荷があがり、処理精度は低下します。

高得点者はそれを知りつつ、「捜査範囲」を限定することで時間面・解釈面の精度を向上させることに成功しています。
これが「80分で実現可能な70点答案」の作成方針です。
「実践!合格答案作成ゼミ」ではEBAメソッドによる解答解説をもとに、上記の解答作成のためにすべきことを指導します。

特に、平成30年度試験と平成29年度試験以前の与件・設問設計の相違点にも注目することで、「今年」の試験で必要な対策を講じています。
2次試験を受験したことがある方はもちろんですが、まだ2次筆記試験の受験経験がない方は、1次理論の応用を具体的に知るよい機会となりますのでぜひ視聴してください。

また、1次理論の応用については、「企業診断1月号」の特集に寄稿していますので、こちらも参考になると思います。

次回は③高得点の再現答案を5名分掲載!!についてご紹介する予定です!