【合格者インタビュー】第8弾(2次・Rさん)その②

こんにちは。
EBA中小企業診断士スクールです。

合格者インタビュー第8弾!
今回は1次は独学、2次は4回目で合格されたRさんのインタビューです。
少し間が空いてしまいましたので
その①を見たい方はこちらよりどうぞ。


2次試験対策は、どのように進められましたか?
2次試験対策の学習では、週末にEBAスクールで学んだ後で、自宅で学習したテキストの内容をノートに纏めながら覚えました。
平日の通勤電車ではテキストを読んで覚えていました。
昼食時にはオフィスの自席で日経春秋の百字要約、または事例4の計算問題を解いていました。
EBAスクールのない週末には図書館へ行って、スクールで解いた事例1~4の演習問題をやり直して、再び解いてみる。
優秀答案と比較して自分の答案に足りない部分を纏めて書き出し分析する。優秀答案を写経して夜まで過ごしました。

メリットは、本番の問題である過去問を使って勉強することが一番実戦的でした。
デメリットは、過去問も何度も繰り返してやると、問題数に限りがあるので、問題の冒頭を読んだだけで答えを思い出すようになります。

しかし、あえて最初に解いている気持ちを持ち続けて、最後までしっかりと問題を読み、頭の中で理論に紐付けて、解答をひきだすように気を付けました。

事例1~3では、過去問を使って、まずは設問解釈、概要把握、与件解釈、解答優先順付け、解答段落絞り込み、編集の工程ごとに磨きを掛けます。
次に複数工程を連続してやってみる、さらに全工程をやってみる、という具合に試験月が近づくにつれて連続して解いていく工程を増やして、最後には80分間で各事例を解答できるようにしました。
事例4では、1〜3月に「意思決定会計講義ノート」を解いていました。4〜6月には大手予備校の事例Ⅳのテキストを解いて基本的な計算式や方法を覚えました。
7〜10月にはEBAの演習を何度もやり直していました。

Rさんの学習時のエピソードを教えてください。

EBAスクールでの自分の採点結果では、自分はCDプレイヤー(※演習の評価でCやDの低評価をとる人のこと)でした。
複数年受験者であるので、そんな結果にモチベーションを下げないようにするのが大変でした。
常に平常心で解ける事が複数年受験者の強みになると考え、EBAスクールの演習問題をやり直して高得点が出るようになれば、試験でも同じように高得点を得ることが可能と信じ、勉強してきました。
それが結果的に良い方法であったと思いました。

学習時間については、自分は携帯端末に勉強時間を記録して管理できるアプリを入れて、日々の勉強量を週単位/月単位で科目毎・テキスト毎に記録して、目標時間に対して足りないことが無いよう、また科目に偏りがないように注意しながら管理しました。
平日に勉強に時間を割けない週があった場合は、他日や週末日にキャッチアップするように管理して、大変役立ちました

試験当日のエピソードを教えてください。

2次試験では、いつもの通り狭い机で受験しました。
事例Ⅰの試験中に隣席の受験者が、派手に消しゴムで消しては書き、消しては書きとするので、その度に机が揺れました。

事例Ⅰの終了後に、その方へ消しゴムを使うときは余り揺らさずに、とお願いすると快諾して戴けたうえ、その後にコミュニケーションが生まれ、雰囲気が和みました。

ここには診断士を目指す人たちが集まるので、コミュニケーションが大切である事も分かって方達がいると再認識し、その後は安心して集中した受験ができました。

複数年受験者とのことですが、今年EBAスクールに通った理由を教えてください。

受験予備校には2次試験だけのために、合格まで4年間通いました。
1年目は大手予備校へ通いました。
江口先生ではなかったですが、その先生の教え方では、題意の絞り込みや与件の読み込み方法に今ひとつ合点がいかずで、結局は不合格でした。
2年目も大手予備校へ通ったので、1年目の他の先生へ変えましたが、最初の講義の際に、この先生も合わないなと思い、替えて受講したので江口先生でした。
それ以来、ずっと3年間にわたり江口先生に教えて戴きました。
よってEBAスクールに通った理由は江口先生がいたからです。

江口先生は過去問の解き方をメソッドとして与件と問題文の正しい解釈に立脚して解答を作成し、本番における解答を得点開示の分析をベースに確立した中小企業診断士協会の採点方法を分析し、それらをベースにして教えており、その方法には合点がいき、そして深く試験の勉強ができると実感できたからです。

EBAスクールの教材はどうでしたか?Rさん独自の活用方法などがあれば教えてください。

2次試験対策のスクール教材は江口先生が作成されていますが、過去問をベースとして解答・解説にEBAメソッドが満載で実戦的な内容です。
2次試験に必要な1次試験の知識問題の解説にも踏み込んでいます。

また演習問題ではスクールで80分間に解く問題も江口先生が作成されており、当然に過去問をベースとした要素を練り込んであり、一部には2次試験を受験する既視感を得られるものもありますが、問題となる要点の抜き出しが今年の2次試験にでた問題の類型であり、非常によくポイントを突いていた教材だと確証をえましたし、それを学習できたことで合格が得られたと思いました。すごい教材です。

EBAスクールの講義についてはどうでしたか?

EBAスクールの講義=江口先生の講義になりますが、講義冒頭の「掴み」から聞きごたえあります。
江口先生の中小企業診断士としての経験、診断士としての視点や支援される中小企業経営者の視点など体験から得られた知見、また今後の日本経済の動向予想など診断士視点からでる時事放談に引き込まれます。

さらに診断士となった時には、我々が体験する世界観となることが伝わり、診断士となるモチベーションアップにつながりました。
ほとんどの受講生が社会人だと思います。

働きながら勉強しているので、モチベーション維持に苦労します。
維持する為に、授業の冒頭で気合を入れ前振りは大変意義深いです。
その後の講義の前半はテキストを基に進みますが、ベースにあるのがEBAメソッドです。

これに立脚して後半に、過去問を活用して、設問・与件の解釈、解答組み立て、編集、そして解答記入の方法を学習しますが、それぞれを短時間で行う独自の手順を踏む作業であり、中身が濃く、決まり金時のように体が動くまでやりこむ実践的な演習形式の講義です。

EBAスクールでの中小企業診断士の学習を通して感じたことはありますか?

2次試験に合格したことが証拠になるわけですが、試験に受かる方法を教えてくれたと感じただけでなく、企業診断士としての心構えも、その講義の中で教わったなと感じました。

来年度、EBAスクールで2次合格を目指す方へのアドバイスをお願いします!

2次試験を3回受験して、試験結果は発表されるまではわからないと思いました。これは合格しないとわからない感想かもしれません。
試験中は、何が起きても平常心を保ち、最後まで動揺を抑えて、今までやってきたことを信じて、通常通りに対処する人が受かる試験だと、改めて感じました。

アドバイスは、自分を信じて、江口先生を信じて、愚直にEBAメソッドを体得して、実現することです。
EBAメソッドは、特に2次試験対策では最強の武器になると思います。
1次試験では暗記ものも多く、いかに得点する問題を選んで、確実に点数を積みあげて合格点へ持っていくか、が戦略なので、特別に難しいメソッドはありません。

一方で2次試験は解答が公開されないので、確実に合格するには中小企業診断協会からの得点開示に基づいた、得点獲得に向けた確か理とした分析が重要になります。
裏付けされた得点分析と解答メソッドを体得する事が最強の武器になります。

EBAメソッドを体得するよう、何度も、何度もテキストを覚えて、演習をくり返すことで合格できます。
また精神的にタフにならないと、メソッドが本番で十分に発揮できません。
タフになって自信を深めるためにも、メソッドが体に染みつくまで何度も先生の言う方法で体得に努力されることをアドバイスとします。


Rさん、ありがとうございました!